5月の終わり、パリらしいマロニエの花はすっかり散ってしまいましたが小さな実を見つけ、あまりにも可愛いいので思わずパチリと撮りました。
新緑のようにきれいなペリドットへ⇨
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サンジェルマン大通りでは5月恒例のフランス騎馬隊の行進に出くわしました。
黒と赤のフランスらしい制服は、19世紀中頃の第二帝政時代以来のものです。
アンヴァリッドから大統領官邸まで100頭の連隊行進をします。
一番後には、市の清掃車がブラシを回転させながらゆっくりと後に続いていました。 落とし物も綺麗にしなくては・・・と言う訳ですが、なんだかそのコントラストに思わず笑ってしまいました。(騎馬隊には失礼ですが・・・)
今日はとても良いお天気、緑の一番綺麗な季節の散歩道を通りパリ6区にあるリュクサンブール公園へ行ってみました。
16世紀のフランス王、アンリ4世の王妃であったマリー・ド・メディシスが住んでいた宮殿を元老院と美術館として公開しています。
王冠のデザインをご紹介します⇨
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パリで一番大きく16世紀当時の自然をいかした公園(約23ヘクタールだそうです)です。
周囲は金色の鉄柵で囲まれています。
リュクサンブール美術館では15−16世紀のイタリアルネサンスの美、「フィリッポ・リッピ展」が開催されていました。
美術館は王妃宮殿内にあり、ルネサンス建築のエントランスです。
カフェレストランのテラスで一杯楽しむのも良いですね☆
宮殿はごく一部、周囲ではマラソンしている人が多く見かけますし、元老院がある為にポリスが常に警備をしています。
公園を散策しますと・・・可愛いマドモアゼルがかくれんぼしている小さなお家?に出会いました。
急な強風で木が倒れてきたり、ヒョウが降るときに人々が宿る場所。
庭園は、パリ市庭園部が毎年工夫をこらす花々で彩られ、市内でも存分に四季を感じることができます。
天然真珠でできたお花のペンダントトップ♪⇨
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植えられる花の種類や色合いが毎年違い、お見事!と思うようなカラーコーディネーションに出くわしますので、きっと素敵なガーデナーがオーガナイズしているのでしょうね★
光に輝くお花のピアスです⇨
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バラ園の隣には、19世紀からある「プラス・ド・ジュ」ゲームの場ですが、ここは大人の場所。
チェスやオセロ大会が毎日開かれ、誰でも飛び入りで楽しめます。
遠くに宮殿を望み、歴代王妃の彫像がクラシックなフランス庭園です。
子供達の大好きなロバの馬車、ご満悦の表情で公園をぐるっと一回りしますから、休日ともなるとパパやママに連れられて、ベビーブームのパリでは公園の半分は子供で一杯です。
太陽の少ない北の国、良いお天気の日はカフェテラスへ光を求めて人々が集まっていました。
公園には「自由の女神」が立ち、アメリカ人観光客の垂涎の的。 彼らの写真に必ず収まります。
子供達の大好きなメリーゴーランド! クラシックスタイルで、キリンや馬、鹿や牛などの動物に乗って、キャッキャ!と可愛らしい声が弾んでいました。
リュクサンブール公園には小さな「養蜂場」があり、採れた蜂蜜は元老院の方々のお茶に使われるとか・・・屋根が可愛いですね★
こちらはフランスおじさん達の大好きな「ペタンク」の競技場。
源泉は南フランス、鉄の球をターゲットの球に当ていかに指定の場所まで早く転がせるかを競います。 「バジー」「アレー!」とかけ声と共に、おじさん達は真剣勝負です。
水色のお家は後側が76年前から続いている「テアトル・デ・マリオネット・デュ・ジャルダン・デュ・リュクサンブール」人形劇場で、父の代から続き今は息子のフランシスさんが続けています。
劇場は30人も入れば一杯の子供の社交場、クラシック劇に魅入っている瞳で大盛況の小さな劇場です★
庭園のあちこちに彫刻と泉があり、パパに見守られたべべが泉を眺めていました。
泉は19世紀のロマン主義時代の風景画のよう。
優雅な曲線の葉模様のジュエリーへ⇨
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公園は、読書をしたり絵を描いたりパリジャン達の憩いの場です。
周囲には、18から19世紀のパリらしい建築が立ち並び、古書店や個性的なブティックが軒を連ねていますので、周囲の散策も楽しめます。
パリはヨーロッパでは大都会ですが、大小たくさんの公園があり石造りの町並みと共に、いつまでも変わらない、どこかホッとするような暖かみを感じさせてくれるように思えます。
パリらしいシックなダイヤモンドジュエリーへ⇨
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アメリカの作家、アーネスト・ヘミングウエイが、パリを「移動祝祭日」と称しましたが、一度パリへ来た人が、2度目には帰ってきた、と感じるのはいつまでも変わらない所がたくさんある街だからかもしれません。
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マリールイーズからのパリ便り Vol.7 2009.5.28
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